top of page

オブジェが動くこと

  • 執筆者の写真: riematsubara
    riematsubara
  • 10月26日
  • 読了時間: 1分

更新日:10月27日

学生の頃、ヤン・シュワンクマイエルやクエイブラザーズに憧れて、8mmや16mmフィルムでストップモーションアニメーションを作っていました。その手間と費用にいつも頭を悩まされつつも、本来動かないオブジェが動くという魔法のようなトリックに夢中になっていました。時はまさに、フィルムからビデオの移行前夜、フィルムの質感が好きだった私は、ビデオへの反発から自然とオブジェを動かすことより、オブジェ本体を作る方へと制作の立ち位置を変えていきました。

最近になって、簡単にスマホでムービも撮れるので、自身で作ったオブジェを軽く動かして楽しんでいます。

やはりanimation(アニメーション)の語源でもあるアニミズムの意味「万物には魂が宿る」の如く、動くことでそのオブジェ自身が命を受け取ったみたいで、単純に面白い。

せっかくだから、昔取った杵柄で、動画も、ちょっとずつやってみようかと思う今日この頃です。

動画の作品はシャンパンコルクで作りました。白鳥の嘴は使い古しのペン先です。©︎Rie Matsubara


 
 
 

コメント


bottom of page